2021年6月2日にMeta社(旧Facebook社)から、インスタグラム用のメッセンジャーAPIが公開され、インスタグラムのDMを自動化(チャットボット)することが可能になりました。
インスタグラムのDM自動化は、これまで多くの方が希望しており、今回APIが公開されたことにより、業種ごとの様々なDM対応の効率化、コスト削減、サービスレベル向上を実現することが可能です。
この記事では、インスタグラムのメッセンジャーAPIを使ってどのようなことが出来るのかご紹介していきます。
目次
- 1 インスタグラムのDMの使用頻度が多いとエンゲージメントが向上。フィード、ストーリーに優先表示
- 2 インスタグラムのDMを返信ステータス、顧客属性で整理が可能
- 3 インスタグラムのDMをチャットボットを使って自動化が可能
- 4 投稿・ストーリー・ライブ配信・コメントをきっかけに商品購入URLやクーポンをDMで自動返信
- 5 インスタグラムのDMの一斉送信でキャンペーンを自動化!当落の選定から結果通知まで可能
- 6 インスタグラムのDMでサービス内容に合わせた診断・アンケートもできる
- 7 ECサイト・予約サイトと連携するとインスタグラムのDM内で購入・予約が可能に!
- 8 インスタグラムで自動で送信したDM内のURLクリック計測、データの蓄積が可能
- 9 インスタグラムのDMの自動返信で効率的に誘導したいなら
- 10 弊社では業務フローに合わせたインスタグラムのDM自動化が可能
インスタグラムのDMの使用頻度が多いとエンゲージメントが向上。フィード、ストーリーに優先表示
「いいね」や「コメント」など顧客からの反応を示すエンゲージメント。インスタグラムの運用をする際には欠かせません。
エンゲージメントを上げるコツは、投稿についたコメントへの返事や顧客の投稿に「いいね!」など反応を残すことです。
また、DMに返信をするのもエンゲージメントを上げるのに効果的となっています。とくにインスタグラムではDMの影響が一番高いです。
DMのやり取りが評価され、やり取りの多いアカウントはユーザー側のストーリー・フィード一覧に表示されやすくなります。
ユーザー側のフィードに表示る頻度が上がれば、興味をもってもらう機会も増えて顧客との関係性も深まりやすくなり目標の達成に繋がるのです。
インスタグラムのDMを返信ステータス、顧客属性で整理が可能
インスタグラムのDMはメッセージが送信された順番で表示されます。しかし、返信ができているかなどのステータスの管理ができません。
1日に何十件、何百件というような大量のDMが来てしまうと、返信漏れが起きるなどインスタグラムの運営に影響がでる可能性があります。
インスタグラムのメッセンジャーAPIを使うことで、DMを返信ステータスや顧客の属性に分けて整理・管理することが可能です。
多くのDMが届いていても、返信漏れや顧客の間違いを起こす心配もなくなり、必要なアクションを行うことができます。
インスタグラムのDMをチャットボットを使って自動化が可能
チャットボットを使うことでインスタグラムのDMの自動化が可能です。特定の条件を満たすことで、顧客にDMが送信されます。
投稿・ストーリー・ライブ配信で特定のコメントやスタンプを送ってもらうことで、DMを自動送信するのも可能です。(例:「商品の詳細を知りたい方は”欲しい”とコメントをしてください」など)
インスタグラムの投稿にはサイトのURLを貼ることができません。上記のように投稿からDMが送信されることで商品誘導への導線ができます。
また、プレゼントやキャンペーンを行う際に、ユーザー側のストーリーにメンションしてもらうことで応募フォームをDMで送信可能です。(例:「抽選に参加希望の方はこのアカウントをストーリーでタグをつけて投稿してください」など)
タグ付けをしてメンションを行うことで多くの拡散効果もあり、フォロワーの増加が期待できます。
投稿・ストーリー・ライブ配信・コメントをきっかけに商品購入URLやクーポンをDMで自動返信
投稿・ストーリー・ライブ配信・コメントに反応をしてくれた顧客は、企業や商品に興味を持っている証拠といえます。
興味を持ってくれた顧客に対して、商品購入URLやクーポンをDMで送信することで、購入意欲を更に高めるきっかけとなり成果に繋がるのです。
DMを自動化しておくことで、興味を持ってくれた顧客全てに漏らすことなく商品のアピールができます。
これは、ECサイトでの商品購入はもちろん、飲食・美容院・クリニックなどの店舗のアピールにも有効に活用することが可能です。
インスタグラムのDMの一斉送信でキャンペーンを自動化!当落の選定から結果通知まで可能
インスタグラム内でプレゼントなどキャンペーンを行うと、それをきっかけにしてフォロワーを多く獲得できる可能性が高いです。
フォロワー限定のキャンペーンとした場合は、さらにフォロワー増加の効果が期待できます。しかし、応募者をすべて確認して対象者に絞るのは大変です。
また、当選者とのDMのやり取りも難しいもの。チャットボットでDMを一斉送信できる機能を使うことで、キャンペーンそのものを自動化できます。
応募者のステータスも一目でわかり、DMでの個別対応も必要ありません。
すべてチャットボットがコメントやスタンプをトリガーに、抽選参加フォームの自動送信から当選者と落選者の選定、結果の連絡まで全て自動で行ってくれます。
インスタグラムのDMでサービス内容に合わせた診断・アンケートもできる
DMの自動化の導入で、特定の投稿・ストーリーに反応をした顧客に内容に合わせたDMを自動で送信することが可能です。
チャットボットを使うと、LINEと同じようにメッセージにアンケートや診断などをつけて送ることができます。
例えば骨格診断や性格診断を載せたり、アパレルなど顧客の好みがわかれるような選択肢の多い商品の場合は、診断を使ってお好みの洋服を提案することも可能です。
好みの服が提案されれば、購入率の向上も期待できます。
顧客にリアクションを求めることで、コミュニケーションも簡単です。アンケートなどを載せることで、顧客の消費者ニーズを把握することもできます。
ECサイト・予約サイトと連携するとインスタグラムのDM内で購入・予約が可能に!
商品が気に入って購入・予約をしたいと顧客が思ったときに、リンクに飛んで購入・予約をするとなると、手間に感じてしまうものです。
インスタグラムで届いたDMから直接購入や予約ができれば、購入までのステップが最低限で済みます。
インスタグラムのDMにECサイトや予約サイトを連携しておくと、わざわざサイトを開かなくてもDMから直接商品の購入や予約が可能です。
つまりshopifyなどAPIを解放しているシステムと連携をして、DM内から少ないアクションで商品の在庫確認・購入・予約ができます。
ユーザーの手間を省いた取引ができることで、商品への興味が削がれにくく結果として購入までのハードルが低くなるのです。
インスタグラムで自動で送信したDM内のURLクリック計測、データの蓄積が可能
弊社のチャットボットを使うことで、選択肢付きのメッセージ内のボタンの押下や、URLのクリックを測定することができます。
選択肢付きの場合は、押下したボタンごとにデータとして保存することもできるため、顧客の情報を蓄積させておくことが可能です。
例えば「どの色のワンピースが好みですか?」という質問の回答をデータで残しておけるため、消費者に何が人気なのかをデータで見ることができます。
インスタグラムのDMの自動返信で効率的に誘導したいなら
インスタグラムを運用するためには、顧客からの反応にしっかり答えることが大切です。投稿への反応を見逃す・DMの返信漏れがあると顧客がつきにくくなります。
弊社のチャットボットを使うことで、投稿やストーリーに反応してくれた顧客に対して、自動でDMの送信が可能です。
キャンペーンやアンケートなどにも有効に使用していただけます。また、DM自動返信で顧客を商品購入や予約など、効率的に誘導する効果が期待できます。
弊社では業務フローに合わせたインスタグラムのDM自動化が可能
インスタグラムの運用を行っている業種は多く、アパレル・物販・美容院・飲食店などさまざまです。それぞれの業務フローに合わせたDM自動化が必要になります。
弊社では、さまざまな業種の業務フローに合わせたインスタグラムのDM自動化が可能です。
「DM対応を少しでも効率化させたい」「インスタグラム運用の改善をしたい」とお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。