プログラミング初心者でもマッチングアプリを開発できる?手順・費用について詳しく解説します

マッチングアプリの開発というとハードルが高いイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。

しかし、依頼をすると高額の費用がかかるため、自社で開発したいと考えている方もいるかもしれません。

そこでこちらでは、プログラミング初心者でもマッチングアプリを開発できるのか、どのような手順で行われるのかについて解説します。

外注する場合の手順や費用などについてもご紹介していきますので、自社で開発するか外注するかを決める参考にしてみてください。

マッチングアプリはプログラミング初心者でも開発できる?

パソコンを持つ男性と初心者マーク

マッチングアプリというと男女の出会いをサポートするものだというイメージを持っている方も多いかもしれません。

しかし、マッチングアプリには企業と企業(BtoB)・企業と個人(BtoC)・個人と個人(CtoC)向けがあり、さまざまな場で活用されています。

たとえばBtoBの場合、サービスを提供したい企業とサービスを受けたい企業の間でマッチングアプリが活用されることがあります。

一度導入してしまえば、広告よりも費用をかけずに集客できる可能性が高いのが特徴です。

また、身近なところでいえば就職や転職のアプリもマッチングアプリといえます。

そのようなマッチングアプリを、自社で開発したいと考えている方もいるでしょう。しかし、プログラミングの知識を持つ社員がいないと開発はハードルが高いと諦める方も多いのではないでしょうか。

実はノーコードツールを使用すれば、プログラミング初心者でも簡単にマッチングアプリを作れるといわれています。

ノーコードツールはノーコードでシステムを構築できるため、プログラミングの知識がなくてもアプリを作ることができるのです。

そのほか、少しのプログラミング知識があればアプリの開発ができるローコードツールを使用するという方法もあります。

ノーコードツールやローコードツールはプログラミング初心者でもアプリ開発ができる反面、独自の機能を盛り込みたい場合には物足りない可能性もあるでしょう。

本格的なマッチングアプリを作りたいなら、プログラミングの知識を習得してから行うか、外注するかのどちらかになります。

マッチングアプリの開発手順は?

ステップ形式のアイコンとペン

自社でマッチングアプリの開発を行うときに、どのような手順を踏んだら良いか知っておきたい方もいるでしょう。

こちらで、一般的なマッチングアプリ開発の手順をご紹介します。

システムの設計を行う

まず、どのようなマッチングアプリにしたいのか具体的に決めることから始めましょう。デザインはどうするのか・どのような機能を実装するのか企画します。

そのうえで、システムの設計を行っていきましょう。

自社でシステムの設計を行う場合プロからのアドバイスがもらえないので、似たようなサービスを複数チェックして参考にするのもおすすめです。

開発に必要な準備を行う

開発に必要なパソコン・ツールなどを準備し、開発ができる環境を整えましょう。

開発に必要なものが揃っていない場合は一から揃える必要があり、ある程度の費用がかかります。

コーディング・プログラミングを行う

コーディング・プログラミングを行って実際にアプリの開発をしていきます。この工程は、やはりAndroidアプリ、iPhoneアプリそれぞれに対応できるプログラミングのスキルを持った社員がいないと難しいといえるでしょう。

プログラミングのスキルを持った社員がいない場合には、先ほどご紹介したノーコードツールなどの使用を検討してみましょう。

テストを行う

BadとGoodで線引きされたイラスト

アプリが完成したらアプリが正常に機能するか・不具合はないかなどのテストを行います。一般のユーザーが使用するときの視点に立ったテストも行っていきましょう。

アプリの開発に慣れていない場合には、特にしっかりとテストを行うことが大事です。

リリース

テストを行って問題がなかったら、開発したアプリをリリースします。

AppStoreにアプリを登録する場合、登録料として年間10,000円がかかります。GooglePlayストアにAndroidアプリを登録する場合には、年間3,000円です。さらに詳しく知りたい場合は、弊社にご相談ください。

マッチングアプリ開発にかかる費用は?

PRICEと書かれたブロック

マッチングアプリを自社で開発する場合、気になるのは費用ではないでしょうか。

自社で開発する場合には外注するのに比べて費用が抑えられますが、パソコン等の環境が整っていない場合にはある程度の費用がかかります。

パソコンを新たに購入する場合、それだけでも20万円程度は多く見積もっておく必要があります。

また、社員にプログラミングの教育をする場合には、スクールに通う・プログラミングに関する書籍を購入するといった費用がかかることも頭に入れておきましょう。

環境が整っている場合やノーコードツールを使って開発をする場合には、費用を抑えることができます。

ノーコードツールを使用した場合、ツールの利用料金にもよりますが数十万円~300万円程度と考えられるでしょう。

自社での開発は、後ほどお話しする外注する場合に比べて大幅に費用を抑えることができます。

マッチングアプリ開発に必要なプログラミング言語は?

パソコンとソースコード

アプリにはスマホアプリとWebアプリがあり、それぞれに必要な知識は違ってきます。

Androidのスマホアプリを作るならJavaやKotlin、iosアプリの場合はSwiftやObjective-Cの知識があると良いでしょう。

Webアプリの場合はRuby・PHP・Javaなどのプログラミング言語が必要となります。

プログラミング言語の知識がない場合は、先ほどもご紹介したノーコードツールを使ってマッチングアプリの開発を行うことを検討してみても良いでしょう。

マッチングアプリ開発を外注する場合の手順は?

握手をしているスーツの男性

盛り込みたい機能を全て妥協なく盛り込みたいなら、やはりアプリ開発会社などに外注をするのがおすすめです。

マッチングアプリを外注する場合の手順をみていきましょう。

依頼先の決定

まずは外注の依頼先を決めましょう。アプリ開発会社に依頼する方法やクラウドソーシングサービスを活用してフリーランス(個人)に依頼する方法があります。

アプリ開発会社への依頼は、盛り込める機能が多い・複雑なマッチングアプリにも対応可能・アフターサポートが充実しているといったメリットがあります。

その分費用が高くなる傾向があるので、費用よりも機能やサポートの充実に重きを置く場合におすすめでしょう。

ただし、アプリ開発会社にも得意分野があるため、マッチングアプリを得意とする会社に依頼することが大事です。

フリーランス(個人)に依頼する場合には、融通をきかせてくれるケースが多い点や、費用の安い点がメリットといえます。

アプリ開発会社に比べると盛り込める機能が少なくなる傾向がありますが、なかにはクオリティの高いアプリを制作してくれるフリーランスもいます。

依頼するエンジニアの能力によってもアプリのクオリティがかなり左右される可能性が高いため、実績のあるフリーランスに依頼することが大事でしょう。

要件定義

依頼者側と開発者側がマッチングアプリに盛り込む機能を具体的に決定していく作業です。

アプリ全体のデザインはどのような感じにするか、どのような機能を盛り込むのかといった点を話し合います。

プロの提案をきいて要件定義を行うことで、自社で開発するのと違ってよりこだわりの詰まったアプリを開発することができます。

見積もりを取る

見積書とハンコ

要件定義後には、アプリ開発会社やフリーランスに見積もりを出してもらいます。

見積もりを出してもらった結果、予算よりも大幅に費用がかかってしまうケースもあるでしょう。

そのような場合には、盛り込む機能を減らすなどの対策を行う必要があります。

複数のアプリ開発会社を比較したい場合には、相見積もりを取ると良いでしょう。相見積もりとは複数の引越業者に、同内容の見積もりを依頼することです。

相見積もりを取った場合にも単に費用だけで決めてしまわず、自社のこだわりを満たすアプリを作ってくれるかどうか、実績はどうかという点もしっかり見極めてください。

契約

契約書には、委託の内容・価格・納期・納品の方法・テストの方法・保証・運用方法などといった項目が盛り込まれるのが一般的です。

契約時には、後でトラブルが起こらないようにマッチングアプリの納期や保証についてもしっかり確認しておきましょう。

分からない点や納得がいかない点などがあれば、契約の時点で質問をしておくことが大事です。

設計・開発

まず、要件定義で決定した通りに設計書が作成されます。その後設計書に基づいて、プログラミングを使った開発が行われます。

アプリ開発会社が行う工程ですが、依頼者側も進捗状況を確認しておくと良いでしょう。

開発が完了したらテストを行い、問題がないか何度も確認が行われます。

納品

アプリが納品されたらリリースを行います。

AppStoreやGooglePlayストアに登録するためには登録料がかかります。AppStoreの場合は年間10,000円、GooglePlayストアの場合には年間3,000円です。

マッチングアプリ開発を外注した場合にかかる費用は?

電卓とお円とお金の画像

マッチングアプリをアプリ開発会社などに外注すると、自社で開発するのに比べて多額の費用がかかります。

アプリに盛り込む機能などによって金額は大幅に変わってきますが、安くても500万円前後はかかると思っておきましょう。

ケースによっては、2,000万円を超えるようなケースもあります。

マッチングアプリの開発を外注すると一般的に多額の費用がかかるため、あらかじめ予算を明確にしておく必要があるでしょう。

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プログラミング初心者でも、外注せずに自社でマッチングアプリを開発したいと考えている方もいるでしょう。

マッチングアプリの開発には基本的にはプログラミング言語が必要なので、プログラミング言語の習得や手順の確認など、事前に行っておくことはあります。

また、コーディングの必要がないノーコードツールを使ってアプリ開発を行うケースでも、事前に情報収集しておくことは大事です。

自社で開発を行いたい場合も、アプリ開発会社に外注したい場合も、ぜひ弊社にご相談くださいね。

費用や盛り込む機能を重視して自社開発か外注か決めよう

指を立てているスーツの男性

マッチングアプリは、自社で開発した方が費用も安く済むケースが多いです。ただし、ノーコードツールなどを使って開発する場合、盛り込める機能はある程度限られてしまいます。

そのため、機能にこだわってマッチングアプリを制作したい場合には外注を考える必要があるでしょう。

どのようなアプリにしたいのか・デザインはどうするのか・どういった機能を搭載するのかといった点は、初めにしっかりとピックアップしておきましょう。

外注する場合には多額の費用がかかるため、機能は少なくなるけれど費用が安い点を重視するか、必要な機能を妥協なく盛り込むのかを考えて決めるのがおすすめです。

さまざまな面から検証を行って、どちらにするか決めてくださいね。決めきれない場合は、ぜひ弊社にご相談ください。

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